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立教生ができる支援とは?立教生ができる支援をやろう!私たちができることを考え実行するプロジェクトとして、立教大学社会学部が立ち上げた「RDY(立教生ができることをやろう)支援プロジェクト」のブログ
311日は8年前に震災が起こった日であり、1446分をメンバーそれぞれが過ごしたい場所で過ごすため、前日にユースホステルで話し合ったことをもとに、グループに分かれて行動しました。Kesennuma_Denshokan_20190311

私たちは午前中に、前日の3月10日にオープンした東日本大震災遺構・伝承館へ行きました。
伝承館では最初に映像を見ました。津波の映像などが放映されたのですが、英語の字幕もついていて、海外から来た方にも津波の恐ろしさが伝わるものとなっていました。そして、語り部の方のお話を聞きながら震災遺構を見学しました。その建物は気仙沼向洋高校として使われていたもので、震災当時のままの、教室に瓦礫が積み上がった状態で残されていました。津波は4階まで到達したそうで、階ごとの天井の傷み方の違いが特徴だと、語り部の方がおっしゃっていました。瓦礫が残った教室を見たとき、8年前から時が止まっているような感じがしました。実際に見る遺構の中は、本物なのでこの表現は妥当ではないかもしれませんが、ニュースで見たものよりも迫力があってリアルで、生々しいものでした。また、教室から見た景色は殺風景で、海の周りには防潮堤が作られ、震災以前の様子を、今の景色だけを見て想像することはできないほどでした。向洋高校では先生方の指示が的確だったために死者が出なかったそうです。このようなお話も、後世に教訓として語り継いでいけたらいいのではないかと思います。

この日はあいにくの豪雨で、暴風警報が発令されるほどの強い風が吹いていました。伝承館から陸前高田には、私たち学生6人と小倉先生の計7名で向かいました。まず、一本松茶屋で昼食をとりました。岩張楼ラーメンを食べたのですが、海藻類など三陸産の食材が多く使われていてとてもおいしかったです。また、偶然チャーシューが通常のものより大きいものだったそうでおいしかったしラッキーでした。「がんばろう」という読み方をすることにも感銘を受けました。そうして腹ごしらえをしてから歩いて一本松に向かいました。10分ほど歩いて、一本松の前に到着しました。

Ippon_matsu_Pine 

そこには花を持った人々や報道陣の姿があり、厳かな雰囲気が漂っていました。到着から10分ほど経ち、14時46分を告げる放送、そしてサイレンが鳴り響きました。両手を合わせ、祈りを捧げたこのとき、心なしか風や雨が弱まっていたような気がしました。やはり特別な何かがあるのだろうか、不思議な力を感じました。

それから、八木澤商店で醤油ソフトを食べ、震災の写真展が開催されている会場で、語り部をされている「くぎこ屋」の釘子明さんから、特別にお話を聞く機会がありました。釘子さんは映像を使いながら震災前の様子、震災が起きてからのこと、そして、災害に備えることの大切さを教えてくださいました。

その後、陸前高田市の慰霊祭、慰霊碑、気仙沼市の慰霊祭に足を運び、震災で亡くなった方々にお祈りをしました。

私が3月11日という日に被災地を訪れたのは初めてだったので、その雰囲気を感じ取ることが重要だと思っていました。震災を忘れないということの大切さを改めて知るとともに、被災者の立場からすると忘れたいという気持ちもあるなど様々な感情が入り混じっている複雑な場所であるという風に感じました。

被災地にはまだ問題が山積みだと思いますが、それらを解決していくお手伝いをして、被災者の願いに少しでも応えられたら、と強く思いました。
(社会学部2年 鈴木美春)
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【2019/05/08 00:00】 | 未分類
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