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立教生ができる支援とは?立教生ができる支援をやろう!私たちができることを考え実行するプロジェクトとして、立教大学社会学部が立ち上げた「RDY(立教生ができることをやろう)支援プロジェクト」のブログ

 『会いに行く、その先へ ~あなたと東北をつなぐ架け橋~』をコンセプトに掲げ、2019年8月19日(月)~22日(木)に実施したRDYプロジェクトの唐桑ツアーは、Frontiersメンバーと一般参加者を合わせた学生16名(社会学部9名、文学部4名、法学部2名、現代心理学部1名)と引率教員2名の総勢18名で行ってきました。今回はツアー日程の概要をお伝えしますが、参加者各自がそれぞれの場所で感じたことや考えたことについては、順次、掲載していく予定です。

1日目 8月19日(月)

 東京駅から午前7時56分発の東北新幹線に乗車し、正午前に気仙沼駅に到着し、レンタカーに分乗して、気仙沼港付近にあるk-port、港町レストラン鮮、かもめ食堂でそれぞれ昼食をとりました。その後、このツアーで毎回お話を伺っている米沢祐一さんに会うために陸前高田市の高田大隅つどいの丘商店街に向かいました。そこから米沢さんが津波被害に遭った米沢ビルに移動して、お話を聞きました。ビルの中では、米沢さんが当時経験し、実際に避難したように一人ひとり屋上最上部の煙突まで登らせていただきました。
 一泊目の「唐桑御殿つなかん」では、女将さんの菅野一代さんが、私たちをいつものように「おかえり~!」と温かい言葉と豪華な食事で出迎えてくれました。そのあと、立教大学OGで唐桑半島に移住した「ペンターン女子」の二人、一般社団法人「まるオフィス」の根岸えまさんと、唐桑公民館職員の若林詩織さんに来ていただき、お話を伺いました。


2日目 8月20日(火)

 朝食後、グループワーク形式で1日目の振り返りを行いました。
 そろそろ振り返りも終わり、つなかんを後にしようとしていたところ、思いがけず一代さんからご自身に関するとても貴重なお話をうかがうことができました。
 午前中はツアーガイドの千葉正樹さんに唐桑を案内していただく予定でしたが、思いもよらぬ貴重な機会に巡りあえたことに加え、悪天候でもあったので、急きょ内容を変更していただき、正樹さんだけでなく、当初ガイドのサポートとして同行する予定であった吉田義晴さん、正樹さんの叔父で40年間遠洋漁業の漁師をしていた千葉忠男さんからもお話を伺いました。
 正樹さんは現在、海産物の販売を手がけながらトレッキングやカヌーなどのガイドをしていますが、以前東京で暮らしていた頃の経験から気づいたという唐桑の魅力についてお話しいただきました。また、吉田さんからは、ボランティアにたいするお考えについて、そして、忠男さんから漁師経験の興味深いお話を伺いました。そうしたお話を伺っている最中に、正樹さんが自家栽培で精米仕立てのお米を羽釜で炊いてくださり、おいしくいただきました。
 午後、安居庵(旧・カエル塾)に馬場国昭さんを訪ねました。国昭さんは被災した離れを「カエル塾」と名付けて学生ボランティアの交流拠点として開放し、日本全国の大勢の学生や若者と交流してきました。私たちが毎回必ず国昭さんのもとに訪れるようになったのは、引率している小倉先生のゼミが、2014年に仮設住宅の住民の方々の聞き書きをおこなったことがきっかけです。当時その仮設住宅の棟長だった国昭さんですが、「ここで身を寄せ合って暮らした記録を子々孫々に残したい」という思いを小倉ゼミが1冊の記録にまとめたご縁で現在もお世話になっています。
 2日目の宿泊先のリアス唐桑ユースホステルで、国昭さんと夕食を共にしました。夕食後に振り返りと共有を行いつつ、3日目の行程を相談しました。その後、ユースホステルのオーナーである三上忠文さんから、「唐桑臨海劇場」について、資料も参考にしながらお話を伺いました。


3日目 8月21日(水)

 午前は二手に分かれて行動しました。ツアーの初回参加者は、気仙沼市東日本大震災震災・伝承館へ行って見学し、複数回参加者は喫茶GIGIへ行って、前日に引き続き「唐桑臨海劇場」を運営していた藤原智さんからお話を伺いました。
 そのあと陸前高田に移動して合流し、三陸のガイドをされている紺野文彰さんのもとへ伺いました。車で移動しながら数か所案内していただき、紺野さん達が震災時に実際に避難した諏訪神社で、ご自身の津波の体験や、陸前高田や気仙の歴史だけでなく、その歴史よりも復興を優先としていることに対する思いなど、熱意を持って3時間以上、語っていただきました。
 3日目の宿泊先は広田半島の民宿志田で、予定より遅れて到着したため、すでに用意されていた朝獲れたての海鮮料理をすぐにいただきました。入浴後にミーティングを実施し、主に紺野さんのお話から学んだことについての意見交換を行いました。


4日目 8月22日(木)

 朝食後、広田半島の長洞地区に住んでいる齊藤春貴さんのご自宅に伺い、陸前高田の復興計画などに対する考え方について話を伺いました。齋藤さんは社会人ですが、私たちと年齢が近く、身近な立場から語っていただきました。また、同席されていたお母様からもお話を聞くことができました。
 アバッセたかた付近で各自昼食を摂った後、陸前高田グローバルキャンパスでツアーを通して感じたこと、考えたことなどを共有し合いました。途中、引率教員の2人はレンタカーを返却し帰京したので、ここからは学生参加者のみの行程でした。
 振り返りが終わった後、近所の仙華園に歩いていき、夕食を摂り、脇ノ沢駅からBRTに乗って栃ヶ沢公園駅で降りて、夜行バスを待ち、陸前高田市役所前発のけせんライナーにメンバー全員で乗り、翌早朝に池袋に到着しました。


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【2020/02/03 00:05】 | 未分類
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社会学部・東日本大震災RDYプロジェクト「唐桑ツアー」の写真展を、11月18日~30日、立教大学池袋キャンパス5号館1階で実施しました。2019年8月に実施したツアーの様子を中心に、参加者各自が撮影した写真に加えて、経験したことや現地の方々にうかがったお話を中心に、詳細な報告をしました。

RDYプロジェクトでは、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市唐桑町や岩手県陸前高田市でお会いした人から、震災や震災後に体験したことについてお聞きし、大学に戻ってから多くの方々にお伝えすることを大事にしています。写真展実施のためにお借りしたこの場所は、大教室に面しており、食堂への通路でもあるので、開催期間中、多くの立教大学生、教職員の方々に関心を持って見ていただけたと思います。ご覧いただいた方、ありがとうございます。

また、この写真展の開催を現地でお会いした方にお伝えしたところ、喜んでいただけました。

2019_Photo_Exhibision_Title

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2019_Photo_Exhibision_1

 

【2019/12/13 22:00】 | 未分類
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立教大学池袋キャンパスで11月下旬、RDY唐桑ツアーの様子を、写真展として紹介します。
現在、メンバー一同、これにむけて一生懸命に準備をしています。
また、それと同時に、このブログの記事もまもなく更新します。

【2019/11/17 16:06】 | 未分類
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8//19()22()に、RDYプロジェクトの唐桑ツアーを行いました。今回は、Frontiersメンバーと一般参加者を合わせた学生16(社会学部9名、文学部4名、法学部2名、現代心理学部1)、引率教員2名、総勢18名で行ってきました。

 

今回のツアーでは、『会いに行く、その先へ ~あなたと東北をつなぐ架け橋~』をコンセプトに掲げました。前回のツアー(2019310日~13日催行)を通して、自分たち学生が現地の方々に会いに行くことの大切さは、なんとなく感じられたものの、それは曖昧なままで留まっていました。自分たちが会いに行く理由や、「来てくれるだけでいい」と言ってくれる現地の方々の真意は一体どんなものなのか、一歩踏み込んで考えてみようという意味合いを、このコンセプトに込めました。

 

それを実現させるために、5月から準備を行ってきました。前回のツアーで各自が感じたことの共有から始まり、現地で訪れる場所やお会いする方のことをまとめた資料を作成し、2回の勉強会を開くなど、前回のツアーを踏まえて自分たちがやろうと決めたことに取り組みました。


一方で、各種手続きや予約の不備があったり、勉強会で共有しきれていない情報が後から見つかったり、今後のツアーに向けて改善していかなければならないことも、多々見つかりました。

 

ツアー中は、メンバー全員の意識が前回のツアーより高まり、毎晩の振り返りでは、その日に聞いたお話を通して自分が感じたことや考えたことを発表し合い、なかなか終わらないほどの活発な議論が行われました。

 

今回のツアーでは、コンセプト考案の段階から、発信に力を入れることを決めていました。そこで、今回のツアーにおいて、現地で体験したことや聞いたお話などを、人/場所にスポットを当てて、紹介していきます。


順次掲載していきますので、しばらくお待ちください!
(社会学科3年 渡辺健吾)

【2019/10/14 18:00】 | 未分類
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8月19日(月)〜22日(木)に、唐桑ツアーを実施しました。
唐桑、陸前高田でご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。今回の旅の様子は、現在、参加者が執筆中です。これから報告していく予定ですのでお楽しみに。

【2019/09/15 20:08】 | 未分類
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