立教生ができる支援とは?立教生ができる支援をやろう!私たちができることを考え実行するプロジェクトとして、立教大学社会学部が立ち上げた「RDY(立教生ができることをやろう)支援プロジェクト」のブログ
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唐桑ツアー報告
社会学部現代文化学科2年
殿塚綾子

 私が今回唐桑ツアーに参加したのは、もう一度会いたい人たちがいたからだ。
 私は夏と秋の2度、社会学部の授業で唐桑にフィールドワークに行っていた。3度目の唐桑だったことになる。唐桑には何度も行きたくなるような魅力がたくさんある。気候、食、人などがそうだ。
 年末の唐桑は東北らしくものすごく寒かったが、雪は降っておらず風が冷たかった。宮城県北部から突き出た半島である唐桑は、風通しが良く雪雲がとどまらないかららしい。三日目に、全員で人々の信仰を集める早馬神社の本殿がある早馬山に登った。登っている最中に見渡せた太平洋と半島の内湾の冬の海には牡蠣養殖のいかだが並び、美しかった。
 また景勝地である「折石」を見に行った時は、自然のパワーに圧倒された。折石は唐桑半島の先端、巨釜(おがま)半造から見える、海に立つ巨大な石柱のことだ。あたりは岩場になっており、折石以外の巨石や足元の崖に波が激しく打ち付けていた。大きくしぶきがたった瞬間をカメラに収めようと全員が何度もシャッターを切った。私たちしかいないような静かな場所だったが、私はとても好きだったし他の人でも感動できるものだと思った。
 私たちが宿泊した民宿「つなかん」は牡蠣養殖業を営んでいる。毎日の夜ご飯には牡蠣をつかった料理がたっぷり出た。加えて牡蠣に並ぶ唐桑の養殖業であるホタテや、ホヤもこれでもかと並んだ。唐桑で食べるたんぱく質の9割は海産物だと思う。しかもとびきり新鮮だ。一度つなかんで食事をしてしまうと、東京の時間のたった小さな牡蠣を見るたびにここを思い出してしまう。最終日には少しだけ牡蠣剥きの様子も見学させていただいた。山のように積まれた牡蠣(私たちにはどこが牡蠣になっているのかわからないが)から正確に口にナイフを差し入れ全く傷つけずに一瞬で身を取り出す手際の良さは感動した。
 最後に、私が最も唐桑の魅力だと思うのが人の良さだ。私が会いたかったのは、過去二度お会いしたことのある唐桑唯一の専業野菜農家・Mさんだ。Mさんのもとには全員でお邪魔し、家にあげてもらってお話をうかがった。Mさんはお話を聞かせてくれただけでなく、移動の車にも同乗させてくれたり笑わせたりしてくれた。つなかんの看板女将であるいちよさんも、お手伝いのHさんもそうだ。喫茶店ジジのオーナー夫妻やユースホステルのオーナーやスタッフもそうだ。唐桑の人々はとにかく寛容で、受け入れてくれるだけでなく歓迎してくれ、そして人懐っこい。どんな人見知りでも心を許してしまう安心感が、みんな癖になってしまうのだと思う。間違いなく、私もその一人だ。行くたびに新たな一面が見えたり知らない人と知り合えたりする土地に、もう一度行けてよかった。同時に、また行きたいと思う。唐桑ツアー運営スタッフ、現地の方々ありがとうございました。

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【2017/03/26 19:59】 | 活動報告
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